朝と夜と私

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[今日の朝食]
● バナナ
● ヨーグルト
● コーンフレーク※薄い珈琲豆のようなフレークと板チョコを混ぜたやつ
● 牛乳
● トースト
● ピーナッツバター

週の半分を仕事に費やす日常を始めてから、脳みそがやけに疲れるようになった。そこで久しぶりに早寝早起きを始めた。特に年明けからは仕事の時間と起床時間を調整したり、起床してからだいたい6時間後には10分程度の仮眠を心掛けた。以来、仕事の時間以外でも頭の冴えが幾ばくか改善した兆しがある。

変わったのはそれだけではなかった。
22時就寝、6時起床などは年寄りの成すことだと喝破してやまなかった連れは、私が寝床に着くと、別室でカタカタとなにかをしていた。目を閉じると、しんとした寝室にその音が静かに響いた。昔、夜の寝起きに飲む水だけで満足できると言った女性がいたが、あの夜辺に聞こえる音を聞くだけで私は心地よい気持ちになった。

幼少の頃、私は6時就寝、7時起床という子どもだった。
床に就くと、リビングで父母がなにやら話している。父はよく椅子を二つに並べて横になり、社長や同期のことを夜な夜な母に話していた。母は父の話を片耳に流しながら家計簿をつけていた。時には母は一人、向かいで転寝を始めた父をよそに、食卓の電気だけを付けて、明日のお弁当の準備をしていた。

カタコト、カタコト
ガタっ、サッ、サッ、
ペタ、ペタ、ペタ、ペタ

足音、囁き、流れ来る隙間風がなぜか私を満足させた。 朝、起きるとまな板の小気味良い音、新聞をめくる音、向かいのベランダにいつもいた鳩の音が聞こえてきた。

トン、トン、トン、トン
クシャ、クシャ
ホー、ホー

ドイツ、ミュンヘンの一角ではあるが、寝床に着くと私の頭の中にはいつもそんな音が聞こえてくる。

トン、トン、トン
クス、クス、クス、
ピー、ピー、ポロ、ポロ
ホー、ホー


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